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外壁塗装はクレーム産業?良い業者を見極めるための2つのポイント

お役立ち情報22/05/27

ご自宅のポストに、外壁塗装のチラシが入っていたことはありますか?

戸建てにお住まいであれば、営業マンが家に来て「外壁が傷んでいるので、早めに塗り替えた方がいい」と言われた経験があるのではないでしょうか。

いずれも「当社で施工すれば安い」、「今すぐ契約すれば安くできる」など、その会社での塗装が安いことをアピールしたと思います。

確かに外壁の塗り替えには高額な費用がかかるため、「少しでも安く抑えたい」というお客様の希望はかなえられるべきです。

ただ近年の外壁塗装では費用ばかりがアピールされ、仕上がりがイメージしていたものと違うといったクレームや、予想外の追加費用がかかりトラブルになるケースが頻発しています。

結果的に外壁塗装に対する悪いイメージがひとり歩きしてしまい、一部の業者のために、お住まいにとって非常に重要な外壁の塗り替えが、クレーム産業などと言われる状態に陥っています。

塗装工事は本来、人を幸せにする仕事なはずなのに、なぜこんなにも劣悪な業者が存在してしまっているのでしょうか。

このブログでは私が経験してきた悪い施工事例を紹介しながら、「お客様は契約前にどうすべきだったのか」を考えていきたいと思います。

有名であることや、自社職人による施工をアピールしていた塗装会社の例

F様は当社のホームページを見てご連絡くださったお客様で、当時すでに他社で外壁塗装の工事中でした。

地域でも有名な塗装会社に依頼されていたのですが、職人に不信感を抱いておられるとのこと。

チラシや契約書には「自社職人による3回塗り」と書いてあったにもかかわらず、漏れ聞こえる会話は「ここは請け金が安いからピンでよい」と下請業者であることを感じさせるものだったといいます。

F様邸はすでに工事に入っておられることを考慮し、施工後のトラブルを避けるためにも一刻も早い話し合いが必要であると判断。

私の塗装仲間にはその会社の仕事を請けている人もいるため、すべてが自社職人であるとは考えにくいこと、「ピン」とは1回塗りのことであることをお伝えしました。

F様はその後施工会社と交渉したものの、自社職人による施工ではないことや1回しか塗装していないことを塗装会社が認めることはなく、消費者センターに助けを求めたのちわずかな値引きで工事は完了。

塗装はわずか1年後にはがれ始め、後悔の残る結果になってしまったと嘆いておられました。

自社職人が塗装している会社は、その場で大まかな価格が伝えられる

良い塗装会社を見抜くためにまず私がお伝えしたいのは、「塗装業界には、技術ではなく営業が上手だから成長している会社がたくさんある」ということ。

巧みなトークでたくさんの契約を取り、施工は全て下請けに任せるという会社もあります。

下請が決して悪いわけではありませんが、「自社職人による施工」で信頼を得ようとしているなら確認が必要です。

それにはまず、一平米あたりの価格を尋ねてみましょう。

塗装にかかる費用のめやすは、全国的に見ても以下のようになります。
① 人件費(日当8,000~23,000円)
② 材料費(一斗缶あたり2,000~20,000円)※一般的な標準仕様の場合
③ 足場代(一平米あたり700~1,200円)
④ 塗装会社の利益、その他経費(15~35%)

人件費や材料費は「これ以上下げられない」というラインがはっきりしているので、自社職人による施工であれば、外壁の広さがわかればおおまかな価格はその場で計算できるはずです。

すぐに回答できない場合は、下請会社に依頼している可能性が高いということですね。

下請でもほとんどの会社は誠実な仕事をしますが、問題はお客様と直接やり取りをしている塗装会社が誠実な表記をしていないところ。

こういった業者は他の点でもトラブルになりやすいので注意が必要です。

見積は安すぎてもおかしい

良い業者を見極める2つめのポイントとして、前述のめやすと比べて安い価格をアピールしている塗装会社にも注意をしてください。

下請会社がどれほど誠実な仕事をしようと思っていても、塗装業界には安さを売りにし、下請会社に支払う費用をギリギリまで切り詰める塗装会社があります。

たとえ営業マンが「3回塗装」と説明していても、見積価格があまりにも低い場合は3回も塗装できない費用で下請けに発注しているか、自社職人が施工していたとしても、塗料を薄めて原価を下げているといった可能性が出てきます。

下地処理の際に行う高圧洗浄機による洗浄も、一般的な住宅の屋根と外壁をすべて洗浄するには丸1日かかります。

それを「2時間程度で十分」、「半日で終わらせられる」といった説明で費用が抑えられているのであれば、それは手抜き工事になる可能性があるということ。

十分洗浄されていない下地には塗料が均一につきにくく、早い時期にはがれてくる原因となります。

見積は「安すぎないか」についても注意して確認し、安いのであればその理由をはっきりさせておくことが必要です。

数社から相見積もりを取って、相場を把握することもおすすめです。

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残念ながら今のところ、おすすめできない外壁塗装業者をなくすことはできません。

立派なホームページがあっても、自社職人が安く施工できるとチラシに書いていても、実際の施工が良いとは言い切れないのが現状です。

そのため重要なのは、お客様が知識をつけて見極められるようになること。

当社でも見積もりやご相談を承っておりますので、「一社だけでは見極められなくて心配」という方はぜひお気軽にご相談ください。

私たちはお客様の幸せを守るための外壁塗装を、喜んでお手伝いいたします!

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大和建装は総社市・倉敷市を中心に
塗装の窓口として岡山県内で幅広く
屋根・外壁塗装を承っています

塗り替え後も外壁塗装のパートナーとして
日々のお困りごとや次の塗り替えまで
寄り添うサービスをご提供しています

 

 

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